コロナ債務整理


 令和3年1月から7月までの約6ヶ月間、自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン(ガイドラインと言います)の新型コロナウイルス感染症に適用する場合の特則(コロナ特則と言います)を申出しました。
 恐らくかなりレアな手続きだと思われますので参考までに実際に経験した手順等を記録します@申出人。


コロナ債務整理でつか?

令和2年からコロナ禍になり収入が減ってしまいローンの返済が苦しくなって来たところへ金融業界が債務の減免を目的とした新しい債務整理の類型が登場しました。住宅ローンも対象です。

金融業界からの助け船でつね?

新しい手続きなので申出人が経験したことを誰でも参考になる様にコンテンツ作成しました。

どんな手続きでつか?

債務整理とは通常はバンザイ(払えない)になった時に行う手続きですがコロナ債務整理は近い将来にバンザイになる人がバンザイになるのを回避して再スタートできる手続きの様です。

いつできたのでつか?

令和2年の10月末にガイドラインのコロナ特則ができて同年12月から申出ることができます。

どこに申出るのでつか?

1番借金が多い金融機関です。住宅ローンがあるので「やさしい信用金庫こころ支店」に電話して手続きを始めました。令和2年12月末に現在の収支と現預金等金融資産や他の借入残高等を聞かれたのでワープロで作成してこころ支店の窓口に寄って担当者に渡してもらい、令和3年1月7日に「やさしん」からコロナ債務整理の着手に同意する書類が届きました。

やさしくてこころがある信用金庫でつね?

やさしんのコロナ債務整理着手の同意書には条件が書いてあります。
一、ガイドラインに沿って手続きをする旨
二、弁護士等の専門家に支援してもらう旨
三、ルール違反があれば債務減免できない旨

コロナ債務整理遂行の合意契約書があるんでつね?

ガイドラインにも債権者と債務者は平等に手続きを進める様に規定されています。

契約書があるって平等なんでつね?

やさしんからの同意書を持って最寄りの弁護士会に行きコロナ債務整理の申出をしました。
令和3年1月下旬に申出人を担当する弁護士から連絡がありました。弁護士の費用は掛かりません。

債務残高はいくらでつか?

丸めて書きますがやさしんの住宅ローンが3000万円
池袋金融と新宿クレジットに運転資金と設備資金合計350万円
毎月の返済額は30万円弱です。

金融資産はいくらでつか?

手持ちの金融資産は500万円です。
30年掛けた生命保険と持続化給付金とクルマ売ったので。

収入が減っているので金融資産が減って近い将来にバンザイでつね?

まさかコロナ禍で収入が減るとは!
令和3年の月次支援金は収入が半減してないと申請できず1度も受けられずコロナ債務整理に望みです。

苦しいでつね?



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